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とうとう今年も入試本番ですね。


県東部の共学トップ3の動向を見てみましょう。


栄東は相変わらずの受験者数ですね。もはや東京組の模試と化しています。


開智の受験者は約1500人。前年2000人程だったかと思うので、かなり減りました。


そして、その減った受験者がどこへ行ったかというと‥そう、大宮開成です。なんと前年から大幅増。まさかの1600人超えです。


あまりに増えすぎて大宮駅のバス待ちが長蛇の列だったようです。この前の東洋経済の記事もあり、これからさらに学校としてどういった方向に成長していくのか、学校経営者の本質が見えてきますね。


まさかの開智<大宮開成。

昔の大宮開成を知っていた人なら信じられないでしょう。


開智の入試は本当に良く出来ています。

全ての科目で、一見まったく異なる物事を、どう関連づけるかを普段から思考していないと解けない問題が多いです。

まさに親が賢くて子供の頃からそう言った事を会話で教えてもらって、発想する子が勝てる入試です。

しかし、子供の数が減る中、開智が求める優秀な子の絶対数が減り、どのように学校経営を舵取りしていくか正念場です。ふるい落として優秀な子同士を引き合わせて刺激し合わせて進学させる。


対照的に、大宮開成の入試はオーソドックス。

いかに基礎基本を受験までに積み上げられるかがポイントです。そして、入った後にどこよりも多い授業とプライドメソッドで管理して鍛え、MARCHに入学させる。ターゲット層は沢山いて、尚且つ時代のニーズ(共働き世帯が多く、親が面倒を見る時間がない)を汲み取っていますね。


それに、ターゲットにしている受験者層を見れば、大宮開成の方が多くなって当然なんですね。


人口減少社会に突入する初めての先進国日本。学校経営者もいままでにない発想が求められてきますね。


皆さんはどうお考えですか‥

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