四谷大塚最新偏差値

2020年の結果が出ましたね。


人気を反映して大宮開成の80%偏差値は前年から1〜2、各回上がりました。


開智の一般クラスと難易度はほとんど変わらなくなってきましたね。


栄東は相変わらず入口偏差値が非常に高いです。


そして青学と提携発表したルーテルはまさかの偏差値50近辺まで大躍進ですね。


公立中高一貫も変わらず安定しています。


さいたま市近辺は中学受験をする上で、本当に選択肢が豊富ですね。


どこも魅力的な学校なので、早めに基礎学力を身につけて、志望校を決めるときに、どれにしようかなっ!って選べるようになれるといいですね。


王道エリートコース、目指せ東大→栄東


柔軟な発想で実学も学べます→開智

質実剛健、私達がいないと社会は成り立ちません→大宮開成

多様性な社会を生き抜くために→伊奈学園

海外志向で将来は留学します→大宮国際

pride of Urawa→市立浦和

埼玉からあの青学にいけるかも→ルーテル


みなさん、どこに行きたいですか‥


開智の社会の問題

開智の社会の入試問題はとてもよく出来ています。特に時事問題は普段から親と子供がどんな会話をしてきたか、を深くえぐられる良問が多いです。20年1月の入試もまさに開智の真骨頂な問題が出ました。


https://www.nichinoken.co.jp/shikakumaru/202003_sh


SDGs


そうです、経団連会合のインタビューで企業のトップが社章と一緒にスーツにピン留めしてるカラフルな丸いマーク。


小学校6年生で、この話を家庭でする人が果たしてどれだけいるでしょうか?


まさしく、世界を目指して、当事者意識を持った、協調出来る人類に貢献できる人材が欲しい


そういった開智からのメッセージが込められてる気がしました。


普通の公立中学では、こういった子はマイノリティなので日本の村文化だとせっかくの芽も育たないでしょう。


やはり選別受験の開智。優秀な子を試験で浮き上がらせるのが本当に上手だと思いました。


子供の母数が減り、こういった優秀な層が相対的に減ってはいますが、このクオリティの試験を使っている限り、素晴らしい学校である事は揺るぎないでしょう。

1/10‥

とうとう今年も入試本番ですね。


県東部の共学トップ3の動向を見てみましょう。


栄東は相変わらずの受験者数ですね。もはや東京組の模試と化しています。


開智の受験者は約1500人。前年2000人程だったかと思うので、かなり減りました。


そして、その減った受験者がどこへ行ったかというと‥そう、大宮開成です。なんと前年から大幅増。まさかの1600人超えです。


あまりに増えすぎて大宮駅のバス待ちが長蛇の列だったようです。この前の東洋経済の記事もあり、これからさらに学校としてどういった方向に成長していくのか、学校経営者の本質が見えてきますね。


まさかの開智<大宮開成。

昔の大宮開成を知っていた人なら信じられないでしょう。


開智の入試は本当に良く出来ています。

全ての科目で、一見まったく異なる物事を、どう関連づけるかを普段から思考していないと解けない問題が多いです。

まさに親が賢くて子供の頃からそう言った事を会話で教えてもらって、発想する子が勝てる入試です。

しかし、子供の数が減る中、開智が求める優秀な子の絶対数が減り、どのように学校経営を舵取りしていくか正念場です。ふるい落として優秀な子同士を引き合わせて刺激し合わせて進学させる。


対照的に、大宮開成の入試はオーソドックス。

いかに基礎基本を受験までに積み上げられるかがポイントです。そして、入った後にどこよりも多い授業とプライドメソッドで管理して鍛え、MARCHに入学させる。ターゲット層は沢山いて、尚且つ時代のニーズ(共働き世帯が多く、親が面倒を見る時間がない)を汲み取っていますね。


それに、ターゲットにしている受験者層を見れば、大宮開成の方が多くなって当然なんですね。


人口減少社会に突入する初めての先進国日本。学校経営者もいままでにない発想が求められてきますね。


皆さんはどうお考えですか‥